初期設定が完了したら,実際に仮想マシンを起動してみます.
仮想マシンの管理は,ブラウザ上のInstances->Instancesで行ないます.
ストレージの設定後,テンプレートのイメージがダウンロードされているはずなので,Instances,Roters,Systemにそれぞれ1つずつ仮想マシンが登録されています.
テンプレートで登録されているRouterとSystemは起動しているはずなので,InstancesのCentOSを起動してみます.
Instances->InstancesのCentOSの欄にあるActionsからStartをクリックします.
これで仮想マシンが起動します.
仮想マシンのコンソール画面は,viewと書かれたアイコンをクリックすることでブラウザ上からアクセスできますが,現在のCloudStackでは,初期設定に問題がありそのままではコンソール画面が表示されません.
コンソールを表示するためには,各Computing Nodeで,iptablesの設定を行う必要があります.
$ sudo iptables -A FORWARD -i cloudbr0 -o cloudbr0 -j ACCEPT
上のコマンドを各Computing Nodeで行うことにより,viewアイコンをクリックすることで,コンソールにアクセスできます.