Cephで提供しているストレージは,カーネルの機能でマウントするかFuseを使ってマウントすることが出来ます.
Ubuntuでは,10.10(Maverick Meerkat)からリポジトリに含まれています.
2010年9月の時点では,まだ正式にリリースされていないため,ここではUbuntu 10.10 (Maverick Meerkat) Alpha 3 を利用しています.
Maverick では,標準で設定されているリポジトリからceph-fuse が利用できます.
$ sudo apt-get install ceph-fuse
無事にインストールが完了すると,mount コマンドでマウント出来ます.
mount コマンド実行時に指定するサーバは,Monitorが動作しているノードであればどのノードでもいいようです.
ここでは,/mnt/ceph というディレクトリにマウントしています.
$ sudo mkdir /mnt/ceph $ sudo mount -t ceph "MonitorノードのIPアドレス":/ /ceph
注意点として,Monitorノードを指定する際には,IPアドレスである必要があります.
FQDNを指定した場合,以下のようなエラーメッセージが表示されます.
mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on sheepdog1.jpcet.cc:/, missing codepage or helper program, or other error (for several filesystems (e.g. nfs, cifs) you might need a /sbin/mount.<type> helper program) In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so