EucalyptusBlockStoreInteracting_v1.5.2
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トラブル事例
[[EucalyptusUserGuide_v1.5.2]] #contents ---- * Block Storage(ブロック・ストレージ)を使う [#w774b3c5] Eucalyptus の Block Storage サービスは Amazon の Elastic Block Store とインターフェース上の互換性があります。そのため、EC2 コマンドだけではなく、euca2tools コマンドを使って制御することもできます。 以下の説明では、Eucalyptus チームが配布している [[euca2ools>Euca2oolsGuide]] というコマンドライン・ツールを用います。インストールがまだであれば、これから作業をしてください。 作業は次のように行ってください。 ** 1. ボリュームの作成 [#p4fcde5f] ボリュームはゼロから作成することも、既存のスナップショットから作成することもできます。 euca-create-volume --size <size> --zone <zone> <size> には何GB のサイズかを指定し、<zone> は、どの availability zone でボリュームを作成したいのか指定します(euca-describe-availability-zones を使うことによって、ゾーンを確認できます)。 例えば、 euca-create-volume --size 1 --zone myzone 上記は、1GB のボリュームが、availability zone "myzone" に作成されます。 スナップショットからボリュームを作成するときは、次のようにします。 euca-create-volume --snapshot <snapshot id> --zone <zone> <snapshot id> には、スナップショットごとのユニークな ID で、<zone> は、どの availability zone でボリュームを作成したいか指定します。 例えば、 euca-create-volume --snapshot snap-EF4323 --zone myzone 上記は、スナップショット "snap-EF4323" をもとに、zone "myzone" にボリュームが作成されます。 ** 2. ボリュームの状態の確認 [#d725ade9] euca-describe-volumes "available" にマークされているボリュームは、使用することができます。 ** 3. ボリュームの追加(attach) [#k299b795] ボリュームは、既存のインスタンスに追加することができます(インスタンスの状態は euca-run-instances で確認できます)。インスタンスは、1度に1つのボリュームを追加(attach)することができます。 euca-attach-volume -i <インスタンスid> -d <ローカルデバイス名> <ボリュームid> <ボリュームid> にはボリュームに割り当てられるユニークな ID (vol-XXXX)を、<インスタンスid> にはインスタンスごとに割り当てられるユニークな ID を、そして、<ローカルデバイス名> にはゲスト仮想マシン上で使用したいローカルデバイス名を指定してください。 例えば、 euca-attach-volume -i i-345678 -d /dev/sdb vol-FG6578 上記は、追加されていないボリューム "vol-FG6578" を、インスタンス "i-345678" にローカルデバイス名 "/dev/sdb" として追加する場合です。 ** 4. ボリュームの取り外し(detach) [#hca64bf0] euca-detach-volume <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、既に追加されているボリュームの id(vol-XXXX)を指定します。 例えば、 euca-detach-volume vol-FG6578 上記は、ボリューム "vol-FG6578" を取り外しています。 重要! インスタンスの利用者は、block device を取り外すときには、確実にデバイスをアンマウントしておく責任があります。ユーザが使用中のボリュームを取り外す場合は、データの一貫性を保証することはできません。 ** 5. ボリュームの削除(deleting) [#f40e84a8] euca-delete-volume <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、削除したいボリュームの id (vol-XXXX) を指定してください。 ** 6. ボリュームからスナップショットを作成 [#rf90e1b7] ボリュームのスナップショットを作成しておけば、いずれスナップショットからボリュームを作成することができます。 euca-create-snapshot <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、スナップショットをとりたいボリュームの id (vol-XXXX) を指定してください。 例えば、 euca-create-snapshot vol-GH4342 上記は、ボリューム "vol-GH4342" のスナップショットを作成します。 作成されたボリュームは、"available"(利用可能) か "in-use"(使用中) である必要があります。"creating"(作成中)の状態の場合は、ボリュームのスナップショットを作成できません。 ** 7. スナップショットの状態を確認 [#zf5961cc] euca-describe-snapshots スナップショットを作成したボリュームは、"completed" にマークが付いています。 ** 8. スナップショットの削除 [#dcf8102f] euca-delete-snapshot <スナップショットid> <スナップショットid>の場所には、スナップショットごとの id を指定してください。 ---- 原文:http://open.eucalyptus.com/wiki/EucalyptusBlockStoreInteracting_v1.5.2
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[[EucalyptusUserGuide_v1.5.2]] #contents ---- * Block Storage(ブロック・ストレージ)を使う [#w774b3c5] Eucalyptus の Block Storage サービスは Amazon の Elastic Block Store とインターフェース上の互換性があります。そのため、EC2 コマンドだけではなく、euca2tools コマンドを使って制御することもできます。 以下の説明では、Eucalyptus チームが配布している [[euca2ools>Euca2oolsGuide]] というコマンドライン・ツールを用います。インストールがまだであれば、これから作業をしてください。 作業は次のように行ってください。 ** 1. ボリュームの作成 [#p4fcde5f] ボリュームはゼロから作成することも、既存のスナップショットから作成することもできます。 euca-create-volume --size <size> --zone <zone> <size> には何GB のサイズかを指定し、<zone> は、どの availability zone でボリュームを作成したいのか指定します(euca-describe-availability-zones を使うことによって、ゾーンを確認できます)。 例えば、 euca-create-volume --size 1 --zone myzone 上記は、1GB のボリュームが、availability zone "myzone" に作成されます。 スナップショットからボリュームを作成するときは、次のようにします。 euca-create-volume --snapshot <snapshot id> --zone <zone> <snapshot id> には、スナップショットごとのユニークな ID で、<zone> は、どの availability zone でボリュームを作成したいか指定します。 例えば、 euca-create-volume --snapshot snap-EF4323 --zone myzone 上記は、スナップショット "snap-EF4323" をもとに、zone "myzone" にボリュームが作成されます。 ** 2. ボリュームの状態の確認 [#d725ade9] euca-describe-volumes "available" にマークされているボリュームは、使用することができます。 ** 3. ボリュームの追加(attach) [#k299b795] ボリュームは、既存のインスタンスに追加することができます(インスタンスの状態は euca-run-instances で確認できます)。インスタンスは、1度に1つのボリュームを追加(attach)することができます。 euca-attach-volume -i <インスタンスid> -d <ローカルデバイス名> <ボリュームid> <ボリュームid> にはボリュームに割り当てられるユニークな ID (vol-XXXX)を、<インスタンスid> にはインスタンスごとに割り当てられるユニークな ID を、そして、<ローカルデバイス名> にはゲスト仮想マシン上で使用したいローカルデバイス名を指定してください。 例えば、 euca-attach-volume -i i-345678 -d /dev/sdb vol-FG6578 上記は、追加されていないボリューム "vol-FG6578" を、インスタンス "i-345678" にローカルデバイス名 "/dev/sdb" として追加する場合です。 ** 4. ボリュームの取り外し(detach) [#hca64bf0] euca-detach-volume <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、既に追加されているボリュームの id(vol-XXXX)を指定します。 例えば、 euca-detach-volume vol-FG6578 上記は、ボリューム "vol-FG6578" を取り外しています。 重要! インスタンスの利用者は、block device を取り外すときには、確実にデバイスをアンマウントしておく責任があります。ユーザが使用中のボリュームを取り外す場合は、データの一貫性を保証することはできません。 ** 5. ボリュームの削除(deleting) [#f40e84a8] euca-delete-volume <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、削除したいボリュームの id (vol-XXXX) を指定してください。 ** 6. ボリュームからスナップショットを作成 [#rf90e1b7] ボリュームのスナップショットを作成しておけば、いずれスナップショットからボリュームを作成することができます。 euca-create-snapshot <ボリュームid> <ボリュームid>の部分には、スナップショットをとりたいボリュームの id (vol-XXXX) を指定してください。 例えば、 euca-create-snapshot vol-GH4342 上記は、ボリューム "vol-GH4342" のスナップショットを作成します。 作成されたボリュームは、"available"(利用可能) か "in-use"(使用中) である必要があります。"creating"(作成中)の状態の場合は、ボリュームのスナップショットを作成できません。 ** 7. スナップショットの状態を確認 [#zf5961cc] euca-describe-snapshots スナップショットを作成したボリュームは、"completed" にマークが付いています。 ** 8. スナップショットの削除 [#dcf8102f] euca-delete-snapshot <スナップショットid> <スナップショットid>の場所には、スナップショットごとの id を指定してください。 ---- 原文:http://open.eucalyptus.com/wiki/EucalyptusBlockStoreInteracting_v1.5.2
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