[[Swift/概要]]

調査中のものや、ちょっとしたメモなど。

*コンテナの仕様 [#ie33ff5f]

-Objectはコンテナの中にしか作れない
-コンテナの中にコンテナは作れない

なのでオブジェクトのURLは
http://<proxy-server>/X-storage-string/container/object
のような形になります。

X-storage-stringに相当する部分を保存するのが、Account Serverになります。

ただし、CyberDuckから接続してみたところ、コンテナの中にディレクトリを作ることができました。~
オブジェクトの一種という形で作成できるようです。

*Authサーバの設定 [#ya7cdb7c]

ドキュメントは特にないようです。
Swift All In Oneのドキュメントの設定例のみです。

*複数台のProxyサーバ [#ybad7005]

Proxyサーバは単一障害点になることが懸念されます。~
Proxy Serverを複数台にすることは可能らしく
[[こちらのドキュメント>http://swift.openstack.org/howto_installmultinode.html#add-proxy-server]]に描かれています。
[[こちらのドキュメント>http://swift.openstack.org/howto_installmultinode.html#add-proxy-server]]に描かれています。~
ロードバランサを導入するようです。

*CloudFiles APIライブラリからの利用 [#k5912461]

pythonのものだと、docsディレクトリにドキュメントがあります。
swiftの場合、接続先のサーバを指定する必要があり、以下のように実行します。

 cloudfiles.consts.default_authurl = 'https://192.168.1.1/v1.0'

*Replicatorなど [#rb68608f]

object, container, accountサーバそれぞれに~
auditor, replicator, updaterが存在します。~

-Replicator

冗長化のための複製を行う。~
削除に関しては、0バイトのファイルを複製することで確実に削除している。~
Replicator以外の手段としては、PUTの段階で複数のサーバに書き込んでいます。~
Replicatorの役目としては、ファイルのPUTの後に追加したサーバに対してデータを複製するようです。

-Auditor

調査中。~
システムの監視を行っているらしい。

-Updater

障害等でデータの書き込みが行えなかった場合に、後から書き込むための仕組みらしいです。

*ちょっとした不具合対策 [#h4968945]

Replicator等のログとして、「ERROR Failed to get my own IPs?」と出ることがあります。~
これはOSの言語設定を日本語などにしていると起こります。

Swift内部で、自分のIPアドレスを取得する関数がありますが、言語を日本語などにしていると失敗します。~
実装方法としてifconfigの結果をパースしており、日本語環境だと意図通りの書式ではないため、正常にパースできないようです。~
これらのサーバを起動するスクリプトで、言語をC等に設定することで回避できます。

*swauth [#o0151ec2]

恐らくSwift独自の概念。~
DevAuthとswauthのうち、どちらを使うかを選択できるようです。~
AuthサーバはDevAuthの場合のみ構築するらしいので~
swauthを選択した場合は、Proxyサーバが認証も含めて行うのではないかと思います。~
swauth-*で始まるコマンドからアカウント作成などを行いますが、アーカイブ版には含まれていないようです。

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