*フロントエンドノードとは [#q282358f] OpenNebulaでは、制御や管理を行うフロントエンドノードと、 仮想マシンが動作するクラスタノードに分けられます。 ここでは、フロントエンドノードの構築方法について説明します。 *動作環境 [#s449fc03] フロントエンドノードとして動作させるには、Linux系のOSが必要になります。 また、Macでも動作するようです。 以下のパッケージが必要になります。 -ruby >= 1.8.6 and < 1.9.0 -sqlite3 >= 3.5.2 -xmlrpc-c >= 1.06 -openssl >= 0.9 -ssh *インストール [#n1e2dd1a] Ubuntu9.04以降であれば、apt-getで依存関係を含めて簡単にインストールできます。~ # sudo apt-get install opennebula インストールされたら、必要なファイルが展開されています。 /etc/one/や/usr/lib/one/などが作られているはずです。 また、OpenNebulaのためのユーザアカウントも合わせて作成されます。 インストール後のおまじないとして、フロントエンドノード自身にsshでログインしておきます。~ 下記のように、oneadminユーザとして実行してください。 frontendの箇所はホスト名に合わせて変更してください。 # ssh -u oneadmin frontend The authenticity of host 'nanodayo.orz.hm (127.0.0.1)' can't be established. The authenticity of host 'frontend (127.0.0.1)' can't be established. DSA key fingerprint is xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yesを入力して鍵を登録しておきます。~ これは、後でゲストOSを構築する際に scp frontend:file node0:file のような処理があり、事前に登録しておかないと失敗してしまうためです。 *参考リンク [#jd5e1684] -[[Ubuntuコミュニティドキュメント>https://help.ubuntu.com/community/OpenNebula]] Ubuntuでのインストール方法が載っています。 -[[プラットフォームノート(公式)>http://www.opennebula.org/documentation:rel1.4:notes]] ディストリビューションごとの情報が載っています。