*クラスタノードとは [#y0199a85]

OpenNebulaにおいて、実際にゲストOSを動作させるためのノードです。

*動作環境 [#i5fc4111]

クラスタノードとして動作させるためには、仮想化技術に対応している必要になります。~
クラスタノードとして動作させるためには、仮想化技術に対応している必要があります。~
仮想化技術としてはKVM,xen,VMWareが使用可能です。~
また、sshdが動作している必要があります。

*インストール [#e955fb62]

Ubuntuでは、クラスタノード用のパッケージが提供されています。

 # sudo apt-get install opennebula-node

インストールすると、OpenNebula用のアカウントなどが設定されます。

*ブリッジの設定 [#k5e1d6d1]

ゲストOSをネットワークに接続させるため、ブリッジの設定を行う必要があります。
Ubuntuの場合は/etc/network/interfacesを編集します。
以下は、設定例です。

 # This file describes the network interfaces available on your system
 # and how to activate them. For more information, see interfaces(5).
 
 # The loopback network interface
 auto lo
 iface lo inet loopback
 
 # The primary network interface
 auto eth0
 iface eth0 inet manual
 
 auto br0
 iface br0 inet dhcp
         bridge_ports eth0
         bridge_fd 9
         bridge_hello 2
         bridge_maxage 12
         bridge_stp off


*フロントエンドノードへの登録 [#o21d7858]

クラスタノードとして使用するためには、フロントエンドノードへ登録する必要があります。~
KVMを使用するクラスタノードを登録する場合は、フロントエンドノードで下記のコマンドを実行します。~
node0の部分には、クラスタノードのホスト名を指定します。
この名前を元に通信を行うので、フロントエンドノードが解決できる名前を指定する必要があります。

 # onehost add node0 im_kvm vmm_kvm tm_ssh
 Success!
 
 Note: 'oneadmin' on this host needs to be able to ssh to oneadmin@node0,
 so on this host, run:
     sudo -u oneadmin ssh node0
 
 and verify the host's authenticity.
 
 On node0, run this:
     sudo apt-get install opennebula-node
 
     sudo tee /var/lib/one/.ssh/authorized_keys << EOT
 ssh-rsa
 AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAQEAu3TnQR5nmQNZLWjKCBIH2VcwkopsqknN3mET6PeeWJMcGFEj4QEq
 8PHlmZgebEq99O5U2QwZxELTHb5PANaDU3sh7tIrvDWOKQADnBmonlPY+gkQcca+fqnqpASeMzkHY2Xp
 sihKwRTgWYdOMhyb7GUCDJGSpAwXL+r2LZLyb2IvsxfgLZmpHnXSJrlx7tjFeclhXHQ06KHNsOmuJ5Es
 us/rEJ+fTuMuAvlvDy14B7FimffVwhI9GKIHlP8gNd77skTFrSBQ9VJSWrcW/lgcr08eLGP4k6VEQrAA
 zO2UWegT/CtCahtu8zJRITCdO2RhbJessve3AKDNiSlomBswIQ== oneadmin@frontend
 EOT

登録後に出力されたコマンドは、後で順に実行する必要があるのでコピーしておきます。

まずはフロントエンドノードからクラスタノードへsshでログインします。
oneadminユーザとしてログインするのがポイントです。

 # sudo -u oneadmin ssh node0
 The authenticity of host 'node0 (x.x.x.x)' can't be  established.
 RSA key fingerprint is xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx.
 Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?

sshでは、初めて接続するホストに対しては上記のようなメッセージが出てきます。
ここではyesと入力して登録します。

ログインしたクラスタノード上で、出力の後半部分のteeコマンドを貼りつけます。

 # sudo tee /var/lib/one/.ssh/authorized_keys << EOT
 ssh-rsa
 AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAQEAu3TnQR5nmQNZLWjKCBIH2VcwkopsqknN3mET6PeeWJMcGFEj4QEq
 8PHlmZgebEq99O5U2QwZxELTHb5PANaDU3sh7tIrvDWOKQADnBmonlPY+gkQcca+fqnqpASeMzkHY2Xp
 sihKwRTgWYdOMhyb7GUCDJGSpAwXL+r2LZLyb2IvsxfgLZmpHnXSJrlx7tjFeclhXHQ06KHNsOmuJ5Es
 us/rEJ+fTuMuAvlvDy14B7FimffVwhI9GKIHlP8gNd77skTFrSBQ9VJSWrcW/lgcr08eLGP4k6VEQrAA
 zO2UWegT/CtCahtu8zJRITCdO2RhbJessve3AKDNiSlomBswIQ== oneadmin@frontend
 EOT

これで、oneadminユーザ用の公開鍵が登録されました。
一度ログアウトし、再度ログインします。

 # exit
 # sudo -u oneadmin ssh node0

パスワードやパスフレーズなしでログインできることが確認できれば完了です。

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