クライアントからの利用方法についてです。
SwiftはCloud Filesプロトコルを使用しています。
Cloud Files用のAPIが公開されており、PHP、Java、.NET、Ruby、Pythonのライブラリが提供されています。
Cloud Filesプロトコルに対応しているソフトウェアにはCyberDuck?があります。
下記のコマンドを実行することで、サーバアドレスを編集できるようです。
# defaults write ch.sudo.cyberduck protocol.cf.swift.enable true
ただし現状、動作を確認出来ていません(調査中)
Swiftのドキュメントにも、CyberDuck?からの利用について触れられていますが
ソースコードを参照し、URLを定義しているファイルを書き換えてコンパイルする方法が書かれています。
Windows版のCyberDuck?は、Private Betaとして配布されています。
CyberDuckのトップページから、申し込むことができます。
※メールベースでの申し込みです。実際にもらえるまでには結構な時間がかかります。
バージョン4.07bで動作を確認しています。
その前のバージョンでは選択肢にSwiftがなく、未対応でした。
CyberDuck?からSwiftを利用する場合の手順です。
Windows 7 + CyberDuck? 4.07bで動作を確認しています。
まずは新規接続を選びます。
サーバの情報を入力する画面になるので、プロトコルをSwiftにします。
サーバの情報を入力します。
サーバとポートはそれぞれAuth Serverの情報を入力します。
ユーザ名は<account>:<user>の形式で入力します。
パスは空白のままにします。
接続すると、コンテナの一覧が表示されます。
右クリックメニューから、アップロードやフォルダ作成が行えます。
コンテナの中身はこのようになっています。
コンテナの中に、ディレクトリを作成することができて、コンテナとは違うアイコンで表示されます。