UEC/CDInstall
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[[Ubuntu Enterprise Cloud 入門]] #contents ---- * インストーラー CD を使ったインストール [#j3a14d43] ** 概要 [#v8a1bca1] このチュートリアルでは、Ubuntu 9.10 Server Editon の CD を使って UEC のインストールを行います。「オールインワン・コントローラ」として動作するシングルシステムと、1つ以上のノードで構成される、基本的なネットワーク構成を想定しています。(比較的)簡単に UEC に慣れたい場合には、オススメのチュートリアルです。 ** 目標 [#l9f420b1] チュートリアルによって、インストールの仕方・設定・登録・操作・基本的な UEC のセットアップを学びます。そして、「フロントエンド」(front-end)を使ってクラウド環境を構築し、仮想マシン(VM)インスタンスを複数のノードで動作できるようになります、また、チュートリアルで学ぶこと そのものが、自分自身のプライベートクラウドを構築する手助けにもなるでしょう。 ** チュートリアル [#u509b9b3] *** ステップ1:必要条件 [#k66ab26b] 最小のクラウド・インフラを構築するためには、少なくとも次の2つの専用システムが必要です。 - フロントエンド - ノード(1つ以上) 次に示す条件は、推奨環境ですが、ある意味では必要条件とも言えます。私たちの経験上、推奨環境を満たすことをオススメします。 *** フロントエンド [#ge12cad0] フロントエンドとして次のシステムが動作するためには、以下の表の環境が必要です。 - クラウド・コントローラ(cluod controller=clc) - クラスタ・コントローラ(cluster controller=cc) - ウォールラス(walrus=Amazon S3 のようなストレージ・サービス) - ストレージ・コントローラ(storage controller=sc) |''ハードウェア''|''最小環境''|''推奨環境''|''メモ''| |CPU |1GHz |2 x 2GHz |オールインワン・フロントエンド向けには、少なくともデュアルコア構成が望ましいでしょう。| |メモリ |512MB |2GB |Java を使用するウェブ・フロントエンドは多くのメモリを使用します。| |ディスク| 5400rpm IDE | 7200rpm SATA |回転数が遅いディスクでも動作しますが、インスタンス起動に、とても時間がかかってしまいます。| |ディスク容量| 40GB | 200GB|1つだけのイメージ・キャッシュしか使用しない場合は40GBでも十分ですが、Eucalyptus をディスクの空き容量が不足した状態で使わないほうが良いでしょう。| |ネットワーク| 100Mbps |1000Mbps|マシンのイメージは数百MBにもわたり、これをネットワーク上のノードにコピーする必要があります。| *** ノード [#q4b3e1d9] その他、ノードとして動作するシステムでは、次のプログラムが動作します。 ・ノード・コントローラ(nc) これらのシステムにより、実際にインスタンスを稼働させることが出来るようになります。次の表にあるようなシステムが1つ以上必要です。 |''ハードウェア''|''最小環境''|''推奨環境''|''メモ''| |CPU |VT Extentions 対応 |VT Extentions 対応,64ビット,マルチコア |64ビットであれば、i386・amd64 のインスタンスを両方起動できます。初期状態では、Eucalyptus はノード上の CPU コア毎に1つの VM しか割り当てられません。| |メモリ |1GB |4GB |より多くの VM を動作させるのであれば、追加メモリは多ければ多い方が良いでしょう。| |ディスク| 5400rpm IDE | 7200rpm SATA |Eucalyptus のノードは、ディスク集約型です。そのため、I/O ウエイトが性能上のボトルネックになりやすいでしょう。| |ディスク容量| 40GB | 100GB|イメージをローカルにキャッシュします。また、Eucalyptus はディスクの空き容量がすくなくなると動作に支障が出ます。| |ネットワーク| 100Mbps |1000Mbps|マシンのイメージは数百MBにもわたり、これをネットワーク上のノードにコピーする必要があります。| *** ステップ2:クラウド・クラスタ・ストレージ・ウォールラスをフロント・エンドのサーバにインストール [#dcb69330] + Ubuntu 9.10 Server の ISO イメージをダウンロードします。 + 起動時に「 Install Ubuntu Enterprise Cloud 」( Ubuntu エンタープライズ・クラウドのインストール )を選びます。 https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall?action=AttachFile&do=get&target=private1-cr.png + 「 Cluster 」と「 Node 」、どちらをインストールするか訊ねてきますので、【 Cluster 】を選びます。 https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall?action=AttachFile&do=get&target=cluster-node-cr.png + インストール中、クラウド特有の2つの質問があります。 ++ クラスタ名 -- 例:cluster1 ++ クラウドが公開 IP アドレスをインスタンスに対して割り当てる際、利用可能な LAN の範囲 -- 例:192.168.1.200-192.168.1.249 【作業中】 ---- 原文:https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall
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[[Ubuntu Enterprise Cloud 入門]] #contents ---- * インストーラー CD を使ったインストール [#j3a14d43] ** 概要 [#v8a1bca1] このチュートリアルでは、Ubuntu 9.10 Server Editon の CD を使って UEC のインストールを行います。「オールインワン・コントローラ」として動作するシングルシステムと、1つ以上のノードで構成される、基本的なネットワーク構成を想定しています。(比較的)簡単に UEC に慣れたい場合には、オススメのチュートリアルです。 ** 目標 [#l9f420b1] チュートリアルによって、インストールの仕方・設定・登録・操作・基本的な UEC のセットアップを学びます。そして、「フロントエンド」(front-end)を使ってクラウド環境を構築し、仮想マシン(VM)インスタンスを複数のノードで動作できるようになります、また、チュートリアルで学ぶこと そのものが、自分自身のプライベートクラウドを構築する手助けにもなるでしょう。 ** チュートリアル [#u509b9b3] *** ステップ1:必要条件 [#k66ab26b] 最小のクラウド・インフラを構築するためには、少なくとも次の2つの専用システムが必要です。 - フロントエンド - ノード(1つ以上) 次に示す条件は、推奨環境ですが、ある意味では必要条件とも言えます。私たちの経験上、推奨環境を満たすことをオススメします。 *** フロントエンド [#ge12cad0] フロントエンドとして次のシステムが動作するためには、以下の表の環境が必要です。 - クラウド・コントローラ(cluod controller=clc) - クラスタ・コントローラ(cluster controller=cc) - ウォールラス(walrus=Amazon S3 のようなストレージ・サービス) - ストレージ・コントローラ(storage controller=sc) |''ハードウェア''|''最小環境''|''推奨環境''|''メモ''| |CPU |1GHz |2 x 2GHz |オールインワン・フロントエンド向けには、少なくともデュアルコア構成が望ましいでしょう。| |メモリ |512MB |2GB |Java を使用するウェブ・フロントエンドは多くのメモリを使用します。| |ディスク| 5400rpm IDE | 7200rpm SATA |回転数が遅いディスクでも動作しますが、インスタンス起動に、とても時間がかかってしまいます。| |ディスク容量| 40GB | 200GB|1つだけのイメージ・キャッシュしか使用しない場合は40GBでも十分ですが、Eucalyptus をディスクの空き容量が不足した状態で使わないほうが良いでしょう。| |ネットワーク| 100Mbps |1000Mbps|マシンのイメージは数百MBにもわたり、これをネットワーク上のノードにコピーする必要があります。| *** ノード [#q4b3e1d9] その他、ノードとして動作するシステムでは、次のプログラムが動作します。 ・ノード・コントローラ(nc) これらのシステムにより、実際にインスタンスを稼働させることが出来るようになります。次の表にあるようなシステムが1つ以上必要です。 |''ハードウェア''|''最小環境''|''推奨環境''|''メモ''| |CPU |VT Extentions 対応 |VT Extentions 対応,64ビット,マルチコア |64ビットであれば、i386・amd64 のインスタンスを両方起動できます。初期状態では、Eucalyptus はノード上の CPU コア毎に1つの VM しか割り当てられません。| |メモリ |1GB |4GB |より多くの VM を動作させるのであれば、追加メモリは多ければ多い方が良いでしょう。| |ディスク| 5400rpm IDE | 7200rpm SATA |Eucalyptus のノードは、ディスク集約型です。そのため、I/O ウエイトが性能上のボトルネックになりやすいでしょう。| |ディスク容量| 40GB | 100GB|イメージをローカルにキャッシュします。また、Eucalyptus はディスクの空き容量がすくなくなると動作に支障が出ます。| |ネットワーク| 100Mbps |1000Mbps|マシンのイメージは数百MBにもわたり、これをネットワーク上のノードにコピーする必要があります。| *** ステップ2:クラウド・クラスタ・ストレージ・ウォールラスをフロント・エンドのサーバにインストール [#dcb69330] + Ubuntu 9.10 Server の ISO イメージをダウンロードします。 + 起動時に「 Install Ubuntu Enterprise Cloud 」( Ubuntu エンタープライズ・クラウドのインストール )を選びます。 https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall?action=AttachFile&do=get&target=private1-cr.png + 「 Cluster 」と「 Node 」、どちらをインストールするか訊ねてきますので、【 Cluster 】を選びます。 https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall?action=AttachFile&do=get&target=cluster-node-cr.png + インストール中、クラウド特有の2つの質問があります。 ++ クラスタ名 -- 例:cluster1 ++ クラウドが公開 IP アドレスをインスタンスに対して割り当てる際、利用可能な LAN の範囲 -- 例:192.168.1.200-192.168.1.249 【作業中】 ---- 原文:https://help.ubuntu.com/community/UEC/CDInstall
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