Eucalyptus(Version 1.5.2) + Euca2ools + Elasticfox で作るプライベートクラウド環境

Eucalyptus Version 1.5.2 と Euca2ools のリリースを祝って、オープンソースソフトウェアのみでプライベートクラウドを構築してみようかと思います。

# apt-getでインストール可能なEucalyptus(1.5~bzr266-0ubuntu2)は、1.5rc1ベースとなります。

環境

今回は以下のような環境を想定

※ Ubuntuのドキュメントとはことなり、Front-End(サーバ1)にもノードとしての役割(仮想サーバを動作させる)を与えました。

https://help.ubuntu.com/community/Eucalyptus

用意するもの

Intel VT または AMD-V 対応のPC x 2台

Ubuntu 9.04 Server Edition のインストール

Ubuntu 9.04 Server Edition のダウンロード方法

CD-ROMからブートさせ、Ubuntu 9.04 Server Edition のインストールする。

Language: 日本語
キーボドレイアウト: Japan - OADG 109A
タイムゾーン: Asia/Japan
ホスト名: front.eucaly.jp (サーバ1)
          node.eucaly.jp  (サーバ2)
ネットワーク設定: サーバ1はインストール時にネットワークの設定を固定IPでしておきます。
ディスク全体を使いLVMをセットアップ
自動的にアップデートしない
ソフトウェア選択: DNS server, Mail Server OpenSSH server, Virtaul Machine host
ユーザ: eucaly
パスワード: ********

Eucalyptus Version 1.5.2 と Euca2ools のインストール

必要なパッケージの自動インストールが可能なようにサーバはインターネットへアクセス可能な状態にしておきます。

Eucalyptusのダウンロードページ(http://open.eucalyptus.com/downloads)から、 次の2つをダウンロードし、サーバにアップロードします。

Eucalyptus Binaries → 32bit/64bit → Ubuntu-Jaunty
Euca2ools Binaries → 32bit/64bit → Ubuntu-Jaunty

解凍

tar xvfz eucalyptus-1.5.2-ubuntu-amd64.tar.gz
tar xvfz euca2ools-1.0-ubuntu-amd64.tar.gz

sources.listへ追加

sudo -s
echo 'deb file:///home/eucaly/eucalyptus-1.5.2-ubuntu-amd64 ./' >> /etc/apt/sources.list
echo 'deb file:///home/eucaly/euca2ools-1.0-ubuntu-amd64 ./' >> /etc/apt/sources.list
apt-get update
exit (一旦rootシェルを終える)

Eucalyptusのインストール(サーバ1の場合)

sudo apt-get install eucalyptus-cloud
sudo apt-get install eucalyptus-cc
sudo apt-get install eucalyptus-nc

Eucalyptusのインストール(サーバ2の場合)

sudo apt-get install eucalyptus-nc
※ 最初に実行した場合は必要なパッケージも併せてインストールされるため大量にインストールされます。
また、下記の出力がでますが、「y」を入力し進みます。
------------
警告: 以下のパッケージは認証されていません!
  eucalyptus-gl eucalyptus-cc
検証なしにこれらのパッケージをインストールしますか [y/N]? y
------------

Euca2ools のインストール(サーバ2の場合)

sudo apt-get install euca2ools

Eucalyptusの設定


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